初心者がつまずいたこと

Unity のエンジニアが Arduino を触り始めてつまずいたことを書いていきます。

工具は何を買えば良いのか

最初は Arduino と部品、ブレッドボード、ジャンパーワイヤー、ミノムシ・ワニグチ・ICクリップ付きの線だけを使っていれば、はんだ付けも必要ないので、工具は実はなくてもだいじょうぶだと思います。テスターだけはあったほうがよいかもしれません。(私は持っていませんが……。)

ただ、そこから一歩進もうとなったときにいろんな工具が必要になってきます。大きく分けると、はんだづけと配線です。

はんだづけ関連

  • はんだごて

    • セラミックヒーターで温度調節機能付きのが良いです

    • 白光の FX-600-02 がおすすめ

    • 初心者ほどいいのを買っておいた方がつまずかなくてよいと私は思います。

  • こて台

    • 白光のこて台がおすすめ

  • はんだ吸い取り線

    • はんだに失敗したときに使います

    • 2mm か 2.5mm のでよいとおもいます

  • はんだ

    • 鉛フリーはんだは初心者には難しいので鉛入りを選びましょう

    • 必ずヤニ(フラックス)が入っているものを選びます

      • フラックスははんだが部品になじみやすくするものです

    • リールに巻かれている巻きはんだのほうが使いやすいです

    • 電子部品用・電子工作用と書かれたものがよいです。書かれていない場合は、太さは1mm(0.8mmも可)で、すずが60%あたりのものを選びましょう。

  • クリップの付いた台

    • はんだ クリップ・はんだ スタンドなどで Amazon で検索すると出てきます。

    • 土台がついていてクリップがついたアームが、2本できれば3本生えているものがいいとおもいます。

    • こういった台がないと初心者ははんだ付けが難しいです(体験談)

配線関連

  • ニッパー

    • 線が切れればなんでもいいですが、お店に行くといっぱいあって悩みます……。私はホーザンの割と大きめのを買いましたが、小さめのほうがいいのかもしれません。

  • ワイヤーストリッパー

    • 線の被覆を剥ぐ道具です

    • いまのところ、ジュンフロン線が AWG30 のものがあり、ビニール線で AWG20 のものを扱ったことがあるので、エンジニアの PA-14 あたりが良いのではないでしょうか。

    • AWG は線の太さの規格です。

  • ラジオペンチ

    • 必須ではないですがあると便利です。大きすぎなければ何でも良いと思います。

その他

  • 圧着ペンチ

    • エンジニアの PA-09 か PA-20 がおすすめです。

  • カッター

    • ユニバーサル基板を切るのに使います。

Arduino はどれを選べば良いのか

まずは Arduino Uno でよいと思います。一番標準的なものです。もしくは、Arduino Uno 互換品が入っていろんなパーツも入ったセットがよいとおもいます。たとえば ELEGOO Arduino用UNO R3スターターキット レベルアップ チュートリアル付 とか。

部品はどこで買うのが良いのか

秋葉原の店舗

有名どころだと以下の3つでしょうか。

  • 秋月電子通商

  • 千石電商

  • マルツ

秋葉原のお店だと個人的にはマルツが入りやすかったです。お店が大きすぎず工具もパーツも扱ってくれていて初心者に優しかったです。それから、秋月や千石は混んでいて悩みながらものを探すのはちょっとやりにくかったです。

通販

  • Amazon

  • スイッチサイエンス

  • 秋月電子通商

  • 千石電商

  • マルツオンライン

  • (個人事業主なら)モノタロウ

Amazon は中国の会社の安いパーツがたくさん売られていて、ちゃんと選ぶことができればとても安くいろんなものを手に入れられます。私はスイッチサイエンスと Amazon を使うことが多いです。モノタロウもオリジナルブランドの安い工具があったりしてたまに使います。

線の選び方

単線・より線

基本的には、ビニール線のより線を選べばだいじょうぶです。

お店にビニール線を買いに行ったとき、まず、単線、より線の種類があることに戸惑います。単線は線が一本だけ通っているもの、より線は複数の線をねじって束ねたものが通っています。

より線ははんだ付けしやすく、曲げに強いです。ブレッドボードには直接刺すのは難しいですが、コネクタを取り付けることが出来ます。

単線は断面積が大きい分、より線より大きな電気を流せるそうですが、はんだ付けしづらく、曲げに弱く傷が付いたときに断線しやすいようです。ブレッドボードに直接刺すことができます。

ジャンパーワイヤーの代わりに線を使いたいときには単線、それ以外はより線でよいはずです。

太さ

線の太さは AWG という単位が使われています。私は、より線は AWG24 を使っています。普通の使い方だと、24 か 22 で大丈夫だと思います。

より線をブレッドボードに刺したい

ビニール線を部品にはんだ付けして、または部品から出ている線をブレッドボードに刺したいということがあると思います。

QI コネクタを圧着する

正攻法です。圧着ペンチを使って、線にコネクタを取り付けて刺せるようにします。

直接刺す

AWG24 であればそのままでも刺さりはすると思います。はんだメッキをして刺す方法もありますが、はんだを付けすぎると刺さらないので初心者には結構難しいかも……。

ピンヘッダをはんだ付けする

圧着ペンチがなくて直接もささらない時は、ピンヘッダのピンにケーブルをはんだ付けして、熱収縮チューブやビニールテープなどで絶縁します。かなり弱いのですが、ブレッドボードを使うプロトなら……。

ジャンパーワイヤーをはんだ付けする

ジャンパーワイヤーを切ってしまってはんだ付けして、熱収縮チューブやビニールテープなどで絶縁。やったことはない……。

線の種類が多くて混乱する

電気的につなぐ線をまとめて電線やリード線というらしい。なので、ここの線は全てリード線です。

よく使う線

  • ビニール線

    • よくつかわれるカラフルなあれ

  • ジャンパーワイヤー

    • ブレッドボードや Arduino のソケットに刺して使う

ユニバーサル基板で使うことになる線

  • すずメッキ線

  • ジュンフロン線

  • ポリウレタン線

パーツの選び方

初心者のうちは、パーツの名前と Arduino と入れて使い方が出てくるパーツを選びましょう。誰かが使っているレポートを上げてくれていたり、公式が使い方を説明してくれている場合がほとんどです。または、Arduino は機能拡張するためのシールドという仕組みがあるので、ほしい機能のシールドを探すのも良いと思います。

おすすめの本

まだ読み切った本はないので、軽く読んだ程度ですが……。いままで読んだ中だと、これがよかったです。

いろんなプロトタイプ事例と何をやりたいかからやりかたを知れる本です。プロトタイプ事例をみているだけでもわくわくします。

私は高校を途中でやめてしまったので電気系の知識がありません。そのため、以下の本で電気の勉強をしました。

勉強をしていて、先生がいるというのはとても大きいんだなと思いました。